サービスを均質化することの重要性とキャリアの偉大さをマッサージ屋で文字通り肌で感じた話。

何の話かっていうとですね、「ここ最近はじめて行った」っていうくらいのビギナーくんなのですが、マッサージにちょいちょい行っていまして。

とはいえ、やらしいやつじゃないので、そういうのを期待してる方はページバックしてもらった方が良かです!

 

詳しいメカニズム的なことはよく分からんのですけど、「足つぼと体中の器官が繋がっている」っていうのは本当なんだなと感じられるくらいには体が軽くなるんで、

そういう系統のマッサージ屋さんに最近行ってるんです。

そこで感じたことがあり、ビジネスにも通じるものがあるなと思ったんで書いておくことにしました。

 

マッサージ店での出来事

 

そこのお店は指名制ではないんですが、最初に行った2回とも、

自分の母親くらい(60歳前後)の年齢で思われるご婦人(Sさん)に担当してもらいまして。

 

そして、後日またそのお店に行くと、そのSさんは他の方の施術が始まったばかり。

若い真面目そうな大人しそうな女の子(Aちゃん)に担当してもらうことになりました。

 

そこで僕は、「お~ラッキー」とは思いました、正直。

どうせやってもらうなら若いコの方が良いなと。限りなく可能性は低いですが、お近づきになれることだってあるかもしれないわけですし。(←ねーよ)

 

しかし、そんな浮つきが一瞬でも脳裏に浮かんだ僕は、ほんの数秒後に手痛いしっぺ返しを喰らうことになります。

 

もうね、「自分に合う合わない」とかの次元ではなく、ご婦人と比べて明らかにレベルが違うんです。

 

ご婦人のマッサージスキルを例えるなら、まるで「熟練のドラマー」です。(?)

良いドラマーって最初の一打目から明らかに違うんですよね。そして、全てのプレイに無駄がない。常に芯を突いた音を繰り出してくる。

 

マッサージ=ドラムです。

 

、、脱線しましたけど、そういった熟練のスキルに加え、「そもそも非力過ぎないか?」と心配になるくらい、押す力そのものも弱々しい感じで。

 

そんで、色々頭によぎるわけです。

「これはチェンジしてもらったほうが良いやろか、、」

「でもいきなりそれを言ったらこのコを傷つけてしまう、そしてパイセン達に怒られてしまうかも。」

「いや、でも一応お金払ってるし、、」

「このコなりに真面目にやってる風ではあるし、、」

「ご婦人めちゃくちゃ上手かったんや、、マッサージ舐めてた!」

「つーかこれ、最低限の基準の共有もされてないやろ、、」

 

いずれにせよ、そのお店では1番長尺の60分コースを選んでいたので、

「違う、そうじゃない」っていうのをひと押しごとにダメ押しされていくのはかなりのストレスでした。

 

 

 

結果、僕の出した結論は、、

 

続行!

 

 

とりあえず、このコの60分は耐えて(?)、そこから考えようと。

 

そしてなんとかかんとか、60分は終わったのですが、ご婦人にやってもらった時と比べるとやはり差は歴然でした。

前2回の「体が軽くなった感」はまるでなく、なんなら、「これ、やる前とたいして変わってなくね?」状態。

 

文句を言いたいとかそういうのではなく、ただただ不完全燃焼で「このままでは帰れん」との思いになったため、お店側に事情を話し、手の空いたSさんにもう1回お願いすることにしました。

お金に関しては、「1回分で良い」とだいぶ説得されたけど、ちゃんと2回分払ったよ! 「多分自分じゃなかったらもう来ていない」というくらいレベル差があることは伝えたけど!

 

実際、Sさんにやってもらうと「そうそう、それそれ!」と合点しまくりの60分で。

「全てを分かって一打一打を放ってます」という感じがビンビンくるんですね。

人によって、キャリアによって、センスによって、正直ここまでの差があるとは思っていなかったんで、Sさんに対するリスペクトも深まりました。

 

得た教訓

 

ただ、普通であれば、怒る人もいるでしょうし、「なんで2回分払うのよ」と思われる方もいるでしょう。

そこには明確に理由があって、

まず1つは、「Aちゃんなりにちゃんとやろうとした60分」を否定するのは、基本的には僕の主義ではないから。

逆に言えば、「どう考えても適当にやってるやん」という内容だったら、さすがに僕もクレーム入れます。笑

 

もう1つは、これが1番デカいんですけど、

他の商売の「うわ~これはやったらあかんな~」という要素を、受け手側で肌で感じる機会っていうのは、

ビジネスをやる側としてめちゃくちゃ貴重なチャンスだからです。

 

今回の場合、力量的にベテランに及ばないのは仕方ない部分もあります。

「お客さんの泣き所を瞬時に察知して、最適解を見つける」という‘勘所’みたいな部分は、絶対数をこなして身につけていくものでしょうし。

ご婦人だって、Aちゃんくらいのものだったのかもしれません。最初は。

 

ただ、今回のお話はそんな高尚なレベルの話ではなく、「いやいやこれは別のお店でSKY!?」というくらい、マッサージの質そのものが違ったんですね。

それこそ、先にも書きましたけど、「いくらなんでも押すのが弱すぎ」みたいなレベルの話。

 

だから、お店側から見れば、良い意味でサービスを均質化するための施策はもっと打てたはずなんです。

例えば、ご婦人(ベテラン)に対してAちゃんがマッサージをして、「もうちょっとそこは強く」みたいなアドバイスをすれば、同じ土俵には立てなくても、かなり近いレベルまでもっていくことは出来たはず。

 

  • 「出来る部分」のところは可能な限り詰めて、良い意味で誰がやっても同じくらいのクオリティーを保つ自助努力は大事
  • 落差が大きければ大きいほど、受け手側の失望も大きくなるということ

 

それらを身を持って再確認することが出来ただけでも、余計に(?)お金を払う価値がありました。

 

まとめ

 

お客が完全に100%満足出来るサービス(ビジネス)っていうのはなかなかないわけですが、だからこそ学ぶべきものがたくさんあります。

不平不満を言って目くじらを立てている暇があるなら、「自分がやる側だったらどうするか?」という視点に切り替えた方がよっぽど生産的です。




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