CYCLOPS athlete gaming格闘部門「鉄拳」の主要プロゲーマー・たぬかな選手が、自身のゲ-ム配信のなかで
「165(cm)はちっちゃいね。ダメですね…。170(cm)ないと、正直、人権ないんで。
170センチない方は俺って人権無いんだって思いながら、生きていって下さい。骨延長の手術を検討してください。骨延長手術で調べてください」
といった発言をしたことで、ヘイトスピーチではないかということで、大炎上しています。
ただ、問題となっている¨人権¨という用語は、ゲーム界隈で用いられるスラングでもあることから、「そこまで叩かれる必要はないのでは?」という意見も含め、議論を巻き起こしています。
そこでこの記事では、ゲーム用語の¨人権¨の意味や由来についてお話していきます。
ゲーム用語の人権の意味や違い
結論から書くと、ゲーム用語の人権は、「勝負にならない」といった意味です。
「そのカードがない人は人権がない」のように、ゲーム界隈での¨人権の有るなし¨は性能が強い・弱い程度の意味で比較的カジュアルに使われています。
良し悪しはさておき、通常の意味でつかわれる「人権」という用語とは違ったニュアンス・使われ方をしているのは間違いないです。
ゲーム用語の人権の由来
由来に関しては、「このゲームの場面を基に使われるようになった」というはっきりとした起源は定かではありません。
ただ、歴史自体はそこそこ深く、例えば、20年以上前に流行したミニ四駆のゲームの際にも、既に使われていました。
ミニ四駆のゲームでは、プレイヤーのスキルうんぬん以上に、特定のパーツ・機体を持っていなければ、はなから勝負にならないという側面が強かったので、
¨人権¨という用語が普通に使われていました。
ゲーム用語の人権は悪か?
色んな意見があってしかるべきですが、以下のような理由から、「やはりあってはいけないこと」と捉える人も少なくないです。
- 例えスラングで軽い意味だったとしても¨人権¨というワードが蔓延してること自体嫌だ
- (ゲーム用語の)人権という言葉には、手に入れるのが困難なのに持っていないと、そのゲームの多くのコンテンツで快適に過ごすことが出来ないというソシャゲの闇の深さと人権の歴史を結びつけたような意味がある