元ナイジェリア代表MF オーガスティン・オコチャ。
超一流のクラッキでは無かったのかもしれませんが、記憶に残るタイプの選手であったことは間違いありません。
少なくとも僕の中では、「とんでもねえサッカー選手」の名簿に彼の名前が確実に刻まれております。
この記事では、そんなオコチャの魅力について語りたいと思います!
彼の愛称は「ジェイジェイ」。この記事中では本名の「オーガスティン・オコチャ」で統一しましたが、
「ジェイジェイ・オコチャ」にしてもいいくらい、よく知られたニックネームです。
JJオコチャのキャリア
故郷ナイジェリアのクラブ・レンジャースインターナショナルでデビュー。
すぐさま活躍の場を欧州に移し、ドイツ・トルコ・フランス・イングランド・カタールなどでプレー。
ワールドカップには1994年・1998年・2002年と3大会連続で出場している、90年代・00年代のアフリカサッカーを代表する選手です。
JJオコチャのプレースタイル
正直記憶が曖昧な部分もあるのですが、オコチャのプレースタイルをご紹介していきます。
オコチャは足技やトラップの巧さがピカイチで、南米出身のプレーヤーのようでした。
ですが、オコチャは‘ファンタジスタ’(死語)っていうイメージではないんですよね。
アフリカ人らしい抜群の身体能力とパワーも兼ね備えている選手で、あくまでも‘アタッカー’という印象です。
某選手のように、相手を挑発したり自分の技巧を見せつけたりするため、、ではなく、ボールを前に運ぶため、チームとしてゴールを奪うために、自身の超高度なテクニックを活かしていた選手という感じです。
特に、一旦波に乗った際のドリブルは推進力が桁外れで、現在でも止められるDFはほとんどいないのではないかと思います。
また、インステップの破壊力も世界屈指で、彼のミドルシュート・フリーキックは脅威そのものでした。
最近の選手だと似た選手があまり思い浮かばないですが、シュートをジャストミートした時の「いやいや、そんなん反則ですやん」な破壊力は、
イブラヒモビッチやロベルト・カルロスあたりと比べても遜色なかったと思いますね。
JJオコチャと僕
僕がイングランド・プレミアリーグを観だしたのが確か2002年からで、中学生の頃。
観れる試合は出来るだけフルで観ていましたし、ハイライトに関しては全試合分、毎節必ず観ていました。
そんなわけで並み居るスター達のプレーを観まくっていたわけなんですけど、その中でもオコチャは非常に印象に残っています。
ビッククラブは各ポジションに世界レベルの選手をズラッと揃えてるわけなんですけど、当時彼が所属していたボルトンは、オコチャだけが並外れてるんですよ。
中堅クラブによくある、「攻撃はべらぼうに上手い奴1人にお任せ」のスタイル。
だからこそ余計に、彼のポテンシャルが映えて見えたっていうのはあったかもしれませんが、
ファン・ニステルローイ、ティエリ・アンリといったお馴染みのスター達と同じくらい、僕にインパクトを与えたのがオコチャでした。
まとめ
オコチャって、いわゆるトップクラブでは一度もプレーしていないんですよね。
所属していたクラブの格は、いずれも「ELレベル」で、CLにもほとんど出場経験が無かったのではないかと。
(このへん実際どうだったか非常に曖昧なのですが、なんせソースが見当たらんもので。。)
それが長年ちょっとした謎で。
例えば彼がボルトンに所属していた当時のプレミアは、マンU・アーセナル・チェルシーあたりが覇権を争っていましたが、
ポテンシャルだけ見ればそれらのクラブに在籍していた選手と比べて全く見劣りしなかったと思うんですけどね。
おそらく、得点力や継続性に課題があったからだと結論付けているんですが、、
シーズンであと5点多く取れたら、、もう少し消える時間帯・試合が少なければ、、という感じで。
どなたか理由のほど、お分かりの方いらっしゃらないでしょうか。笑
なんせ、オコチャのプレーは、キャリアの晩年だったとは到底思えないほどでしたし、
凡庸を絵に描いたようなレベルの当時のボルトンでは浮きまくっていた記憶しかなく、そういうカテゴリーに収まるような選手ではなかったはずなのです!
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