サッカー界では日々新しいキーワードが登場しますが、今回ご紹介する「三重罰」も近年行われたルール改正以降、よく使われるようになったワードの1つです。

文字面からなんとなく、「ただごとではない」感じが漂っていますが、実際のところはどうなのか?という点について解説します!

 

三重罰とは?

 

冒頭で「文字面からして、、」という風に書きましたが、実際の意味も想像される通りで、「3つの罰が重なった状態」になります。

英語のまま表記されることもあり、その場合は「Triple Punishment/トリプル パニッシュメント」と呼ばれます。

 

その3つの罰が、以下のものです。

 ・PK

DOGSOによる退場

・次節出場停止

 

BIG 購入

 

三重罰を深堀り

 

「1つ目と3つ目は分かるとして、2つ目は何?」と思われる方もいると思います。

DOGSO/ドグソに関しては以下の記事で詳しくご紹介しているので、是非そちらもチェックして頂きたいのですが、

簡単に言えば「決定的な得点機会の阻止」です。

 

つまり、三重罰が適用されるのは、「ペナルティーエリア内で、レッドカードが出されるような悪質なファウルを犯した場合」ということになります。

 ペナルティーエリア内でファウルをした場合、基本的にはPKになります。ただ、それが決定的な得点機会の阻止であっても、ボールをプレーしようとして行われた結果のファウルである場合は、イエローカードのみのジャッジになります。

(つまり、「そこまで悪質ではないからイエローの罰だけで許してやるよ!」って感じです。(笑)

 

ただ、三重罰を適用された側のチームは1人少なくなります。

また、退場になった選手は次の試合にも出場出来ないという、スポーツ選手として非常に重い代償を負います。

 

明らかな悪意が見て取れるプレーは別にして、際どいプレーに三重罰が適用されることもあります。

「悪質かどうか」を判断するのはレフェリー(人間)なので、完璧な判断、誰もが納得する判断という落としどころが、そもそもありません。

そのため、「あれは本当に三重罰に値するほどのプレーだったのか?」という風に常に議論の的になります。

 

まとめ

 

記事の途中の補足の部分で「ボールに向かってプレーしようとしていたならイエローカード」だという風に書きましたが、

ジャッジの中に「意志」の要素を介在させる以上、今後も疑惑の判定は生まれるはずです。

 

「しようとしていたかどうか」なんて究極は当人に聴いてみなきゃ分からないですし、なんなら当人ですらはっきりとは分からないケースもあるからです。

個人的には、意志の要素は介在させずに、客観的な事実のみでジャッジして欲しいなと思います。

 

以下のコーナーでも、そのあたりのことも含め、三重罰について詳しく解説がなされているので、興味のある方は是非見てみてください!

お読み頂きありがとうございました!

 

【DAZN】初月1ヶ月無料お試し

おすすめの記事